建築の街・シカゴ①

「旅行に行く」と言った時に、「どこに行くの?」と聞かれ

「シカゴ」と答えると、たいてい「・・・なぜシカゴ?」という反応が返ってきます。

あまり観光のイメージがない、ビジネスの街といった印象のほうが強いかもしれませんが、

シカゴは建築の街!街を歩いているだけで楽しめるところなのです。

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1871年の大火事で市の1/3が廃墟と化したのですが、その後の復興も目覚ましく、

有能な建築家たちが集まり、高層化、出窓、鉄骨構造、シカゴ窓など、シカゴ様式と言われる建築が誕生しました。

その後も近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトやミース・ファン・デル・ローエがシカゴを拠点として活躍し、

シカゴは現代建築のメッカとなったのです。

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ミシガン湖につながるシカゴ川。建築リバークルーズは大変人気があります。

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(左) ミース・ファン・デル・ローエの代表作「連邦政府センター」 。カルダーの彫像フラミンゴが映える。

(右) 近代摩天楼建築の原本「ルッカリー」。

(下) 1905~1907年フランク・ロイド・ライトによって改装された、ルッカリーのロビー。


ダウンタウンから西に約19km、車で20分ほどの郊外に、Oak Park(オーク・パーク)という閑静な高級住宅街があります。

オーク・パークには、フランク・ロイド・ライトの自宅兼スタジオと、

彼の設計の住宅が約25もあり、非常にすてきな町並みとなっています。

現在でもお住まいの邸宅もあるので歩道から眺めることしかできないのですが、

一軒一軒個性があり、歩きながら町の雰囲気を感じるだけでも十分楽しめます。

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(左) ライトには珍しいチューダー様式のネイサン・G・ムーア邸。

(右) プレーリースタイル初期の代表作アーサー・B・ヒュートレイ邸。

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こちらはライトの自邸兼スタジオ。ステンドグラスなどを通して天井から降り注ぐ光がとても印象的でした。

ミュージアムショップにはCassina社が復刻生産している「バレル」チェアと、

ヤマギワさんが復刻されている照明「タリアセン」も置かれています。

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フランク・ロイド・ライトは、今年生誕150周年!

そんな記念すべき年にシカゴに訪れることができたのは、

何かのご縁に引き寄せられて、だったのかもしれません。



ほかにももっとお伝えしたいシカゴの魅力がありますので、

それはまた次回。